踏切事故による死亡:研究データでわかったこと
米国の踏切事故は1981年の9,461件から2010年に2,051件まで減りましたが、その後は横ばいです。遮断機と警報灯で説明できるのは減少の約5分の1。最も安全な踏切が必ずしも選ばれない理由も研究データで解説します。
選択や備えでリスクを減らせるが、起きるかどうかは自分では決められない。
米国の踏切事故は1981年の9,461件から2010年に2,051件まで減りましたが、その後は横ばいです。遮断機と警報灯で説明できるのは減少の約5分の1。最も安全な踏切が必ずしも選ばれない理由も研究データで解説します。
9.11後、飛行機を避けて車で移動する米国人が増え、交通事故死が増えました。推計は約350〜2,300人と幅があります。ニューヨーク、マドリード、ロンドンの比較から「ドレッドリスク」研究のデータを解説します。
米国の公式統計では、ハリケーン1回あたりの死者は約24人です。しかし超過死亡の研究では、嵐の後に数千人規模の死亡が見つかっています。何が命を奪い、誰が後から亡くなるのか、数字でわかることとわからないことを解説します。
同じ主張を繰り返し見ると本当らしく感じる「真実性の錯覚効果」。効果は対数的で、最大の上昇は2回目に起こり、9回を超えると有意な上積みはありませんでした。事前の知識も防いでくれず、意見については効果が消えます。
米国でデータが公開されている裁判所では、借金の取り立て訴訟の70%以上が、被告が応答しないまま原告勝訴の欠席判決で終わっています。弁護士がつく被告は10人に1人未満。統計の限界も含めて研究データで解説します。
1979年、ある社会学者が勧誘合宿への参加に同意した1,017人の全名簿を入手しました。1週間以上入会したのは10%、2年後も残っていたのは4%。「洗脳」という考え方を、心理学・社会学の研究データで検証します。
スクリーンタイムは10代の幸福度にほとんど影響しないという研究があります。35万人超のデータで説明できる差は最大0.4%。幸福度を0.5標準偏差動かすには1日63時間の追加が必要という計算や、反論・SNSと女子の研究まで解説します。
誤った思い込みを訂正すると、かえって信念が強まる「バックファイア効果」。しかし1万人以上・52の主張を訂正した最大規模の検証では、逆効果は1件も起きませんでした。広まった経緯と、本当の問題を研究データで解説します。
水の滞留とレジオネラ菌の関連は確かですが、多くは配管の「デッドレグ」の話です。7週間休館した建物では菌はむしろ減り、再開時の念のための通水で給湯器の温度が下がり、2週間にわたって最大3.4log増えました。
「介護者の死亡リスクは63%高い」という有名な数字は、392人の研究で、負担を感じている高齢の配偶者だけに当てはまるものでした。110万人の国勢調査データでは、介護者の死亡率はむしろ低く、ハザード比は0.72でした。