水道本管の破裂:研究データでわかったこと
米国とカナダの水道本管の破裂は2023年に100マイル(約160km)あたり年11.1件で、2018年の14.0件から減りました。鋳鉄管はPVC管の約10倍破裂しやすく、破裂後は胃腸炎のリスクがやや上がります。研究データで解説します。
米国とカナダの水道本管の破裂は2023年に100マイル(約160km)あたり年11.1件で、2018年の14.0件から減りました。鋳鉄管はPVC管の約10倍破裂しやすく、破裂後は胃腸炎のリスクがやや上がります。研究データで解説します。
都市の道路陥没の多くは石灰岩ではなく、老朽化した下水管からの漏水が原因です。韓国では2019〜2023年の地盤沈下の46%が下水管の破損によるもの。日本・米国・フロリダのデータ、路面下空洞調査の限界、保険請求の実態を解説します。
英国の女性77万6,156人を14年間追跡した研究では、携帯電話の利用者で脳腫瘍のリスクは高くなっていませんでした(相対リスク0.97)。WHOの「発がん性の可能性」分類の意味や、脳腫瘍の発生率の推移も解説します。
入院が決まったのに救急外来で6〜8時間待たされた患者82人につき、1人の超過死亡が生じていました。救急外来の「入院待ち滞留(ボーディング)」について、研究データでわかったことと、効果が否定された研究まで解説します。
2020年、米国の27%にあたる3,400万世帯がエネルギーの確保に苦労していました。寒い月に食費を削る「暖房か食事か」、子どもの食料不安との関連、供給停止の猶予措置でCOVID-19の死亡が7.4%減ったという推計まで、研究データで解説します。
米国の踏切事故は1981年の9,461件から2010年に2,051件まで減りましたが、その後は横ばいです。遮断機と警報灯で説明できるのは減少の約5分の1。最も安全な踏切が必ずしも選ばれない理由も研究データで解説します。
米国で「劣化(poor)」と評価される橋は、床版・上部構造・下部構造のどれかが4以下の橋です。しかし崩落した橋のうち事前に構造欠陥と評価されていたのは46%だけで、洗掘で崩落した橋の46.4%は「洗掘に対して安定」と判定されていました。
ある屋内の地点では、普通の通話はWi-Fi経由で平均5.85秒でつながったのに、同じ場所からの緊急通報は9割が2分以内に通報先へ届きませんでした。通信障害の原因の8割は設備故障と人為ミスです。研究データで解説します。
水の滞留とレジオネラ菌の関連は確かですが、多くは配管の「デッドレグ」の話です。7週間休館した建物では菌はむしろ減り、再開時の念のための通水で給湯器の温度が下がり、2週間にわたって最大3.4log増えました。
米ケンタッキー州の煮沸勧告3万6,673件のうち87%は、検査陽性ではなく水道管の破損や漏水がきっかけでした。断水で胃腸炎リスクは約3倍になる一方、勧告そのものが病気を減らすという証拠は見つかっていません。