帯状疱疹ワクチンと認知症:研究データでわかったこと
誕生日の基準で接種対象が分かれたウェールズ、オーストラリア、カナダの自然実験は、帯状疱疹ワクチンと認知症の診断の減少を結びつけました。その結果と、効果の大きさが争われる理由を研究データで解説します。
年齢、体力、健康状態、障害、体の丈夫さによって、だれが傷つくかが変わる記事。
誕生日の基準で接種対象が分かれたウェールズ、オーストラリア、カナダの自然実験は、帯状疱疹ワクチンと認知症の診断の減少を結びつけました。その結果と、効果の大きさが争われる理由を研究データで解説します。
入院が決まったのに救急外来で6〜8時間待たされた患者82人につき、1人の超過死亡が生じていました。救急外来の「入院待ち滞留(ボーディング)」について、研究データでわかったことと、効果が否定された研究まで解説します。
強盗に抵抗すると危ないのか。米国の犯罪被害調査2万7,595件の分析では、抵抗とけがの両方があった事件で、けがが抵抗の後に起きたのはわずか10%でした。被害者調査からわかることと、その限界を解説します。
寒さに関連する死亡は世界で年間約460万人と、暑さ(約48万9,000人)をはるかに上回ります。死亡の多くは極端な寒波ではなく「やや寒い日」に起きています。研究でわかったことと、研究者の意見が分かれる点を解説します。
配偶者を亡くした後の半年間、遺された人の死亡リスクは約41%高くなります。死別後30日以内は心筋梗塞・脳卒中が約2倍に。男女差や人種差、悲しみそのものが原因なのかをメタアナリシスなどの研究から解説します。
エスカレーターのケガの大半は転倒です。北京の地下鉄では死傷者の94.6%が転倒によるものでした。最もケガをしやすいのは高齢者で、報道が子どもの巻き込まれ事故に偏る理由や、混雑したエスカレーターが故障したときに何が起きるかも解説します。
入院中の高齢者の約29%がせん妄を起こし、その多くは見逃されています。薬を使わない予防策でせん妄は約4割減りますが、院内死亡は減りませんでした。認知症との関係の強さも含め、研究データで解説します。
米国のはしか患者は2026年9月までに3,471人。感染力の強さ、ワクチンの実地での有効率、他の感染症への抗体を最大73%消し去る「免疫健忘」、まれな脳合併症SSPEについて、研究データでわかったことを解説します。
米国の踏切事故は1981年の9,461件から2010年に2,051件まで減りましたが、その後は横ばいです。遮断機と警報灯で説明できるのは減少の約5分の1。最も安全な踏切が必ずしも選ばれない理由も研究データで解説します。
米国の公式統計では、ハリケーン1回あたりの死者は約24人です。しかし超過死亡の研究では、嵐の後に数千人規模の死亡が見つかっています。何が命を奪い、誰が後から亡くなるのか、数字でわかることとわからないことを解説します。