「介護者の死亡リスクは63%高い」は本当か。110万件のデータでは、むしろ死亡率が低かった
この記事のポイント ・約12分で読めます
- 「63%」という数字は、1999年の介護者392人の研究1件から来ています。対象は、介護をしていて、かつ負担を感じている66歳以上の配偶者だけです。信頼区間は1.00〜2.65でした。
- 介護者3,503組を傾向スコアでマッチングした研究では、逆の結果が出ました。死亡したのは介護者の7.5%で、マッチングした非介護者は9.0%。ハザード比は0.82です。
- 112万2,779人の国勢調査と死亡記録をつないだ研究では、ハザード比は0.72でした。週50時間以上介護している人でも同じ傾向でした。
- 12件の研究、268万5,347人のメタアナリシスでは0.85。12件中7件で死亡率が低く、高かった研究は1件もありませんでした。
高齢の親や病気の配偶者の介護について何か読んだことがあれば、この数字を目にしているはずです。「介護者は死亡リスクが63%高い」。慈善団体のパンフレットにも、政策提言にも、新聞の特集記事にも、そして非常に多くの研究論文の冒頭の段落にも登場します。
出どころは1999年にJAMAに掲載された研究1件で、引用する人のほとんどが思っているよりずっと限定的な結果です。対象は、障害のある配偶者を介護していて、かつ精神的・情緒的な負担を感じている66歳以上の配偶者でした。研究に参加した介護者は392人。この結果の信頼区間は1.00〜2.65で、下限はちょうど「効果なし」の値でした。
その後、より大規模な研究が同じ問いを調べました。112万2,779人を対象に国勢調査と死亡記録をつないだ研究では、介護者の死亡率はほかの人より低いという結果でした。この記事では、ある研究分野が代表的な結論をどう覆したのか、元の結果は間違っていたというより誤って読まれていたのはなぜか、そしてこの逆転から何が言えて何が言えないのかを解説します。
数字の出どころ
Caregiver Health Effects Studyは、66〜96歳で配偶者と同居している介護者392人と非介護者427人を、約4年半にわたって追跡しました。Richard SchulzとScott Beachは、対象者を4つのグループに分けました。配偶者に障害がない、配偶者に障害があるが介助していない、配偶者に障害があり介助しているが負担の訴えはない、配偶者に障害があり介助していて精神的・情緒的な負担を訴えている、の4つです。
差が見られたのは4つ目のグループだけでした。人口統計学的な要因と、すでにある臨床的・潜在的な疾患で調整すると、負担を感じながら介助している配偶者の死亡リスクは、介護をしていない対照群より63%高くなりました。相対リスク1.63、95%信頼区間は1.00〜2.65です。ほかの3つの介護グループは、対照群と差がありませんでした。
論文自体の結論は慎重で、具体的です。精神的・情緒的な負担を感じている介護者であることが、死亡の独立した危険因子だと述べています。介護そのものがそうだとは言っていません。ところが、その後の引用のほとんどでこの条件が抜け落ちています。
1999年の研究が実際に比べたもの
高齢の夫婦を4グループに分け、約4年半追跡。対照群と差があったのは1グループだけ。
出典:Schulz, R. and Beach, S.R., “Caregiving as a risk factor for mortality: the Caregiver Health Effects Study”, JAMA 282(23):2215–2219, 1999.
そして大規模研究が登場した
死亡に関する主張を確かめる素直な方法は、大勢の人を調べることです。その後の15年間でいくつかのグループがそれを行い、分野の予想とは逆の結果を次々に見いだしました。
David Rothらは、45歳以上の成人を対象とした米国の全国研究であるREGARDSコホートを使いました。家族介護者3,503人を選び、人口統計、病歴、健康行動に関する15の変数から作った傾向スコアで、1人ずつ非介護者とマッチングしました。平均6年の追跡で、死亡したのは介護者の7.5%、マッチングした非介護者の9.0%で、ハザード比は0.823でした。人種、性別、続柄、負担感の有無で分けたサブグループ解析でも、死亡率が高いサブグループは見つかりませんでした。
北アイルランドでは、Dermot O’Reillyのグループが国勢調査と死亡記録をつなぎました。対象は112万2,779人で、そのうち18万3,842人が介護者。追跡期間は33か月です。すべての要因で調整したハザード比は0.72でした。この「守られている」ような関連は、週50時間以上介護している5万1,927人でも見られ(男性0.77、女性0.76)、すでに慢性の健康問題を抱えている人でも同様でした。
12件の縦断的な集団研究を統合したメタアナリシスでは、平均9年にわたる268万5,347人(うち介護者41万4,797人)が対象になりました。12件中7件で介護者の死亡率が有意に低く、5件では有意差がありませんでした。高かった研究は1件もありません。統合ハザード比は0.85でした。
同じ問いを、4つの規模で
比較対象に対する介護者の死亡率。1.00未満は介護者の死亡率が低いことを示す。
出典:Schulz and Beach, JAMA, 1999; Roth et al., American Journal of Epidemiology 178(10), 2013; O’Reilly et al., International Journal of Epidemiology 44(6), 2015; Mehri, Kinney and Rajabi Rostami, Innovation in Aging 2(S1), 2018.
2015年には、この逆転ははっきりしたものになり、Roth、Lisa Fredman、William HaleyがThe Gerontologistに再評価の論文を書いて、そのことを明言しました。要旨は次のとおりです。1999年の研究は介護が身体の健康に及ぼすリスクの根拠として広く引用され、介護者支援を求める活動の中心に据えられることも多かった。しかし、その後の5件の集団ベースの研究では、介護者全体として死亡率が低く、寿命が長いという結果が出ている。政策報告書やメディアの描写は、往々にして実態より深刻な姿を示している、というものです。
喜ぶべきではない3つの理由
この逆転を「介護は健康に良いとわかった」という朗報として読みたくなるかもしれません。しかしその読み方は、少なくとも3つの点で間違っています。そしてその3つはいずれも、逆転の結果を出した当の研究者たちによるものです。
負担感の結果は覆っていない
Molly Perkinsらは、0.82という結果を出したのと同じREGARDSコホートに立ち戻り、介護しているかどうかではなく負担感に注目しました。介護者3,710人のうち、負担が大きいと答えた人の調整後死亡率は、負担なしと答えた介護者(ハザード比1.55)や、いくらか負担があると答えた介護者(1.83)より有意に高くなっていました。この効果は、人種、性別、続柄による違いはありませんでした。
つまり、介護者全体としては長生きしている一方で、その中で負担を強く感じている人は早く亡くなっています。どちらも同時に成り立ちます。条件付きで述べられたSchulzとBeachの本来の主張は、覆されていません。
同じコホートから出た2つの結果
REGARDS:45歳以上の成人を対象とした米国の全国研究。
出典:Perkins, M.M. et al., Journals of Gerontology Series B 68(4), 2013; Roth et al., American Journal of Epidemiology, 2013.
そもそも介護のせいではないのかもしれない
Lisa Fredmanのグループは、Caregiver-Study of Osteoporotic Fracturesで、全員女性・平均81歳の介護者375人と非介護者694人を追跡しました。この研究では、介護しているかどうかとは別に、主観的なストレスを測りました。ほとんど誰もやっていなかったことで、その結果は問いの立て方そのものを組み替えるものでした。
最初の3年間では、介護者かどうかにかかわらず、主観的ストレスが高いと死亡率が上がりました。調整後のハザード比は、ストレスの高い介護者で1.44、ストレスの高い非介護者で1.69。統計的に有意だったのは後者だけです。一方、ストレスが低いと答えた介護者のハザード比は0.67、介護の作業そのものはストレスではないと答えた人では0.57でした。
著者らの結論は、死亡と関連しているのは介護そのものではなく、高いストレスだというものです。さらに、1999年の研究デザインに直接関わる方法論上の指摘も加えています。高ストレスの影響は介護者全般より配偶者の介護者で強く、これは配偶者の介護者を既婚の非介護者と比べると、介護の害を過大に見積もるおそれがある証拠だ、としています。
生存上の有利さは、おそらく選択効果
この逆転を助言に変えようとする人を止めるべきなのが、この点です。フィンランドの家族介護者を対象にした登録研究では、高齢の介護者は同年齢の一般集団より死亡率が明らかに低い一方で、若い介護者の死亡率は同程度か、わずかに低いだけでした。
年齢によるこの差は、選択効果の典型的な痕跡です。誰かの介護者になるには、それができるだけ健康である必要があります。80歳では、50歳のときよりその条件ははるかに厳しくなります。著者ら自身もはっきり書いています。相対的な死亡リスクが年齢に依存するのは、より健康な人が介護者の役割に選ばれていることを反映している可能性が高く、介護者の健康に関する研究を解釈する際にはこの可能性を念頭に置くべきだ、と。
傾向スコアマッチングはこの問題の軽減に役立ちます。単純な比較よりRothの研究が重要なのはそのためです。しかし傾向スコアでそろえられるのは、測定された項目だけです。そもそも介護を引き受けられなくなるような、記録されていない虚弱さを表す変数は誰も持っていません。
「介護者は健康」という読み方がもろい理由
出典:Mikkola, T.M. et al., Aging Clinical and Experimental Research 33, 2021; Roth, D.L., Brown, S., Rhodes, J. and Haley, W.E., Psychology and Aging 33(4), 2018.
本当に測る価値があるもの
集団レベルの死亡率の問いに答えが出ていて、それが劇的なものでないなら、役に立つ問いは別にあります。介護者が先に亡くなったとき、介護を受けていた人はどうなるのか、です。
Joseph Gauglerのグループは、Health and Retirement Studyを使ってこれを数字にしました。一方が認知症になり、もう一方から生活機能の介助を受け始めた夫婦を特定したのです。彼らの問いの立て方は、この分野にとって誠実なものです。介護しているかどうかで死亡は予測できません。しかし介護者を失うことは、それを受け止めきれない人にとって、現実の結果をもたらす具体的な出来事です。
負担感の結果と死亡率の結果が交わるのはここです。介護者という集団が早死にしているわけではありません。負担が大きいと答える一部の人はリスクが高く、その人たちは質問1つで見つけられます。そして、その人に頼っている人には、「まだやれる」という判断が間違っていたときの代わりがいません。
各研究から言えること・言えないこと
| 主張 | 裏付けは? |
|---|---|
| 介護をすると死亡リスクが上がる | いいえ。12件の集団研究の統合で270万人、ハザード比0.85。 |
| 介護をすると死亡リスクが下がる | 関連はあるが、おそらく選択効果。年齢とともに有利さが大きくなるのは、選択効果の典型的なパターンです。 |
| 負担が大きいと死亡リスクが上がる | はい、介護者の中では。全体で0.82だった同じコホートで、ハザード比1.55と1.83。 |
| ストレスが高いと死亡リスクが上がる | はい。非介護者でも同様。ある研究では、有意だったのは非介護者の推定値だけでした。 |
| 介護者は非介護者より気分がすぐれない | はい。マッチングした介護者は抑うつ症状も主観的ストレスも多いと答え、それでも比較相手より長生きしていました。 |
出典:本文中に記載。再評価についてはRoth, Fredman and Haley, The Gerontologist 55(2), 2015.
よくある質問
Q. では「63%」という数字は単に間違い?
いいえ。そしてそこが大事な点です。実在するコホートで得られた本物の結果で、撤回されたことも、本来の条件で再現に失敗したこともありません。介護者の中での負担感は、今も死亡を予測します。間違っていたのは研究ではなく引用のされ方です。負担を感じている66歳以上の配偶者の介護者についての結果が「介護者」全体の結果になり、下限が1.00にかかっていた信頼区間が、断定的な事実として語られるようになりました。
Q. 介護者が長生きなら、なぜ気分がすぐれないと答えるの?
はっきりしたことは誰にもわかっていません。傾向スコアでマッチングしたコホートでは、介護者はマッチングした非介護者より抑うつ症状が有意に多く、主観的ストレスも高いと答えていましたが、7年間の生存率はそれでも良好でした。この結果を見いだした研究者たちは、考えられる仕組みとして、人を助ける行動がストレスを和らげる効果を提案しています。これは仮説として示されたもので、実証はされていません。
Q. 介護時間の長さは関係ある?
思ったほどではありません。北アイルランドの国勢調査研究では、週50時間以上介護している5万1,927人でも死亡率は低く、ハザード比は0.77と0.76でした。この分野では、介護時間は「量が多いほど害が大きい」という振る舞いをしません。そうした振る舞いを示すのは、主観的な負担感です。
Q. 結局、この記事から何を受け取ればいい?
役に立つ問いは「介護者かどうか」ではなく「自分は負担を感じているか」だということです。データが反応する変数はそちらだからです。そして、介護者の健康について語られることの多くは、一部の人の話をまるで全員の話のように伝えているということです。
Q. なぜ訂正された姿が広まらないの?
再評価論文の著者たちは率直に答えています。深刻な話のほうが、支援を求める活動には役立つからです。彼らは逆の立場を主張しています。家族介護者の担い手が減っていく中で、人々に介護の役割を引き受けてもらうには、正確でそれほど不安をあおらない説明が必要であり、支援は全員にではなく、負担の大きい少数の人に重点的に向けるべきだ、というものです。
まとめ
- 「63%」という数字は、1999年の介護者392人の研究1件から来ています。対象は、介護をしていて、かつ負担を感じている66歳以上の配偶者だけです。信頼区間は1.00〜2.65でした。
- 介護者3,503組を傾向スコアでマッチングした研究では、逆の結果が出ました。死亡したのは介護者の7.5%で、マッチングした非介護者は9.0%。ハザード比は0.82です。
- 112万2,779人の国勢調査と死亡記録をつないだ研究では、ハザード比は0.72でした。週50時間以上介護している人でも同じ傾向でした。
- 12件の研究、268万5,347人のメタアナリシスでは0.85。12件中7件で死亡率が低く、高かった研究は1件もありませんでした。
- 介護者の中では、負担の大きさが今も死亡を予測します。0.82という結果を出した同じコホートで、負担なしと比べて1.55、いくらか負担ありと比べて1.83でした。
- ストレスを別に測った研究では、高ストレスは介護者(1.44)でも非介護者(1.69)でも同じように死亡率を上げていました。有意だったのは非介護者の推定値だけです。
- 生存上の有利さは年齢とともに大きくなります。これは介護の恩恵ではなく、より健康な人が介護の役割に選ばれていることを示す特徴です。
- マッチングした介護者は、対照群より抑うつ症状も主観的ストレスも多いと答え、それでも長生きしています。その理由はまだ誰も説明できていません。
この記事は、家族介護者の死亡率に関する公表済みの疫学研究をまとめたものです。医学的な助言ではなく、個人のリスクではなく集団の平均を説明しています。死亡統計がどうであれ、介護は心身を消耗させ、孤立を招くことがあります。当てはまると感じたら、かかりつけ医や地域の介護者支援の窓口に相談してください。
さらに読むなら:The Gerontologistに掲載されたRoth、Fredman、Haleyによる2015年の再評価論文が最良の入り口で、一般の読者向けに書かれています。北アイルランドの国勢調査研究は、この分野で最大規模の研究です。
- Together、Vivek Murthy(2020年)。米国の公衆衛生局長官が、孤立が健康に及ぼす影響を論じた本です。介護は、孤独と同じくらい孤立を生むことがあります。
- Noise、Daniel Kahneman、Olivier Sibony、Cass Sunstein(2021年)。専門家の判断に生じる望ましくないばらつきについての本です。
- The Scout Mindset(Julia Galef、2021年)。自分の立場を守るためではなく、物事を正しく見るための考え方。
参考文献
- Schulz, R. and Beach, S.R., “Caregiving as a risk factor for mortality: the Caregiver Health Effects Study”, JAMA 282(23):2215–2219, 1999. (392 caregivers and 427 non-caregivers aged 66 to 96, living with their spouses, followed about 4.5 years. Four groups: spouse not disabled; disabled and not helping; disabled and helping without strain; disabled and helping with mental or emotional strain. Only the last differed from controls, at relative risk 1.63, 95% CI 1.00 to 2.65, adjusted for sociodemographic factors and prevalent and subclinical disease. The conclusion is specific to strained caregivers.)
- Roth, D.L., Haley, W.E., Hovater, M., Perkins, M.M., Wadley, V.G. and Judd, S., “Family caregiving and all-cause mortality: findings from a population-based propensity-matched analysis”, American Journal of Epidemiology 178(10):1571–1578, 2013. (3,503 REGARDS caregivers individually matched to non-caregivers on 15 covariates. Over an average six years, 264 caregiver deaths (7.5%) against 315 (9.0%), hazard ratio 0.823, 95% CI 0.699 to 0.969. No subgroup by race, sex, relationship or strain showed raised mortality.)
- O’Reilly, D., Rosato, M., Maguire, A. and Wright, D.M., “Caregiving reduces mortality risk for most caregivers: a census-based record linkage study”, International Journal of Epidemiology 44(6), 2015. (1,122,779 individuals including 183,842 caregivers, 33 months of follow-up, 29,335 deaths. Fully adjusted hazard ratio 0.72, 95% CI 0.69 to 0.75. Among the 51,927 providing 50 or more hours a week, 0.77 for men and 0.76 for women. Lower risk also held among people with existing chronic health problems.)
- Mehri, N., Kinney, J.M. and Rajabi Rostami, M., “Family caregiving and all-cause mortality: a meta-analysis of 12 longitudinal population-based studies”, Innovation in Aging 2(S1), 2018. (12 studies, seven American and five international, 2,685,347 individuals of whom 414,797 caregivers, average nine years, 118,533 deaths. Pooled hazard ratio 0.85, 95% CI 0.76 to 0.95. Lower in seven studies, non-significant in five.)
- Perkins, M.M., Howard, V.J., Wadley, V.G., Crowe, M.L., Safford, M.M. and Haley, W.E., “Caregiving strain and all-cause mortality: evidence from the REGARDS study”, Journals of Gerontology Series B 68(4), 2013. (Among 3,710 REGARDS caregivers, high perceived strain carried significantly higher adjusted mortality over five years than no strain (HR 1.55) and than some strain (HR 1.83). Effects did not differ by race, sex or caregiving relationship.)
- Fredman, L., Cauley, J.A., Hochberg, M., Ensrud, K.E. and Doros, G., “Mortality associated with caregiving, general stress, and caregiving-related stress in elderly women”, Journal of the American Geriatrics Society 58(5), 2010. (375 caregivers, 694 non-caregivers, women, mean age 81.3. In the first three years, adjusted HR 1.44 (0.77 to 2.69) for high-stress caregivers and 1.69 (1.01 to 2.81) for high-stress non-caregivers. Low-stress caregivers 0.67; those not stressed by caregiving tasks 0.57. The authors conclude that stress rather than caregiving drives the association, and that comparing spouse caregivers with married non-caregivers may overestimate the adverse effects of caregiving.)
- Mikkola, T.M., Kautiainen, H., Mänty, M., von Bonsdorff, M.B., Kröger, T. and Eriksson, J.G., “Age-dependency in mortality of family caregivers: a nationwide register-based study”, Aging Clinical and Experimental Research 33, 2021. (Older family caregivers had markedly lower mortality than the age-matched general population while younger caregivers had equal or only slightly lower mortality. The authors attribute the age dependency to selection of healthier individuals into the caregiver role and advise that this be borne in mind when interpreting caregiver health studies.)
- Roth, D.L., Fredman, L. and Haley, W.E., “Informal caregiving and its impact on health: a reappraisal from population-based studies”, The Gerontologist 55(2), 2015. (Argues that the Schulz and Beach result has been widely cited as evidence for the physical health risks of caregiving, that five subsequent population-based studies found reduced mortality and extended longevity for caregivers as a whole, and that policy reports and media portrayals commonly present an overly dire picture while ignoring the positive findings.)
- Roth, D.L., Brown, S.L., Rhodes, J.D. and Haley, W.E., “Reduced mortality rates among caregivers: does family caregiving provide a stress-buffering effect?”, Psychology and Aging 33(4), 2018. (3,580 REGARDS caregivers matched to non-caregivers on 15 variables. Caregivers reported significantly more depressive symptoms and higher perceived stress than their matches, p < .0001, while still showing better seven-year survival. A stress-buffering mechanism from prosocial helping is proposed as a hypothesis.)
